こんにちは。
 
明石市 大久保駅前の「石川ヒロ歯科クリニック」です。
 
 
転んだりぶつけたりした勢いで歯が欠けてしまったら、ビックリしてパニックを起こしがち。それが特にお子さんの歯だったら、なおさら心配ですね。
 
でも、そんなとき、落ち着いて冷静に対処できれば、折れた歯を元通りに戻せるかもしれません。
 
折れてしまった場合は、歯のかけらを拾い集めてください。そして、その歯を乾燥させないで歯科医院へ持ってきてください。その方法について紹介します。
 
 

折れた歯、抜けた歯のかけらの保存方法で一番おすすめなのが、本人の歯の元に位置に戻すことです。
 
もし折れて転がった拍子に汚れがついていたら、軽く水洗いしてお口の中に戻します。
 
水洗いする時に気を付けなければいけないのが「歯根膜」という組織を壊さないこと。歯根膜は歯の根の周辺についている組織で、とてもデリケートな性質をしています。乾燥に弱くて壊れやすいので、30分間空気にさらしているだけで大半が壊れてしまいます。
 
そのため、お口の元の位置に戻して乾燥を防ぐのがベストなのですが、折れ方によっては戻しておけませんし、小さいお子さんの場合は飲み込んでしまう心配もあります。
 
そんなときは新しい牛乳パックを空けて、そこに浸す方法をとる場合も。
 
まずは、かかりつけの歯科医院に連絡をして対処法を聞き、指示に従ってできるだけ早く受診するようにしてください。早く受診できれば、歯を元に戻せる可能性が高まります。
 
 

歯を強くぶつけたけれど、折れるといった症状がでていないときがあると思います。
 
ぶつけてすぐは大丈夫でも、後々症状がでてくることがありますので、十分注意してください。もし歯がグラつく、色が変わってきたといった症状がありましたら、早めに歯科を受診してください。
 
 
石川ヒロ歯科クリニックでは、日本顎咬合学会 認定医である院長が、専門性の高い歯科口腔外科の診療を行っています。
 
お口周りのことで困ったことや不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。お待ちしています。